風祭とは、立秋から、210日ごろ、ちょうど、稲の開花時に、台風、嵐が来て、被害が多かったので、嵐を鎮める祭りとして、全国で行われているお祭りです。
富士宮では、風祭川という名前も残っているように、祭司を任されていた宮崎家には、古文書や宝剣も残されています。

富士宮高校会議所では、最近では、台風等の被害も少ない富士宮ですが、昔は、台風、大火の災害にあっていた富士宮を風祭というお菓子を作って、食べることによって、防災意識を高めようと昨年から行っています。

今年は、
まるじゅう、新月堂、光月堂、もちのき、華月、ふじさん(社会福祉法人)、富岳館高校食品加工部が、協力して、五穀豊穣、風祭川の拝石、台風をイメージしたお菓子を創作して、参加して頂きました。
また、「風祭川」については、富士宮地域女性連絡会のメンバーが、紙芝居を行なって、防災意識をさらに喚起して頂きました。
参加した、地域の方々は、防災菓子を試食しながら、温故知新 、防災意識を高めていました。