富士宮高校会議所のメンバーは、全国の地域を元気にしている高校生達の活動の発表の場としての第8回日本高校会議所Zoomオンライン総会を開催しました。
全国各地域で、高校生の視点で地域を元気にしている9団体、12発表グループが、発表を行いました。
アドバイザー・オブザーバー及び高校生からの意見・質問が多くあり、大変活気ある意見交流会になりました。
発表した内容は、どれも素晴らしく優劣はつきません。皆優秀です。
発表した皆さんには、地域活性化大賞の賞状と富士宮高校会議所の開発した商品を送ります。
有意義な交流により参加した高校生達の今後の活動のさらなる発展を祈っています。
当日の次第は、以下の通りです。
富士宮高校会議所主催 第8回日本高校会議所ZOOMオンライン総会 次第
令和7年6月15日(日)14時~16時予定
西町レトロ館
司会 望月優希(富士宮東高校 2年)
1 市川杏 第8代 日本高校会議所会頭挨拶(星陵高校 3年)
「日本高校会議所 第8代 市川杏です。平成29年11月に日本高校会議所が発足し、翌年に第1回の総会を富士宮で行い、7年が経ちました。日本各地で、地域活性化で活動している高校生団体のプラットフォーム的存在になろうと努力しています。今回のねらいとして各高校生団体の活動発表及び交流がメインです。今日の交流が、皆さんの心に化学反応が起きて、今後の各団体の活動の広がりと深みが増すことを祈っています。以上です。」
2 須藤秀忠 富士宮市長 挨拶
「若い世代が自分の住む地域に目を向け、まちの将来について考え、行動を起こすことは重要。実践するビジネス活動や環境負荷低減への取り組みは、それぞれの地域に新たな風を吹き込んでいる。高校生の視点と柔軟な発想で皆さんのまちに明るい未来を届け、挑戦する活動の輪が広がることを期待する。」
3 自己紹介(発表者、アドバイザー、オブザーバー)
4 参加者(チーム)活動テーマ等の紹介 (口頭、パワーポイント等)
(発表は、5分程度の発表、アドバイザー及び発表者からの意見等5分程度 合計10分程度)
5 意見交換(参加者、アドバイザー等)
6 交流会
7 記念写真
参加予定(敬称略)
A テーマ 「不登校の子どもたちに私たちができること」
常葉大学附属菊川高等学校
2年 岩谷咲那、服部千紘
B テーマ 「万博とアフター万博の展望」
およその内容:団体として万博でどのように関わってきた(関わる予定)か・万博後の運営に関してです。
学生映像制作団体MYSTORY(東京)
本間孝男
C テーマ 「エビの殻でベトナムを救おう!」
要約:私たちチーム「米」は、SDGsに関連したごみ問題の解決を目指しています。日本では冷凍エビの95%が外国から輸入されていて、また、ベトナムでは輸出用冷凍剥きエビの加工過程で大量の殻が発生し、適切に処理されないため、現在環境問題を引き起こしていると考えられます。私たちはエビの殻を食品として再利用することで廃棄物を減らし、ベトナムの女性に多い骨粗鬆症の予防にも寄与できると考えています。試作したエビの殻を含んだフォーとエビの殻チップスは、カルシウムを豊富に含んでいるため、特に中高年の女性を中心にアプローチすることができると考えています。環境に配慮した商品であることを若者にも訴求し、効果的な販売戦略を展開していきます。
チーム「米」
静岡県立三島北高等学校
メンバー:濱田 侑希 、田口 莉子 、池田 陽菜 、大瀧 美羽 (2年生)
D テーマ 「オンリーワンはナンバーワン」
要約→:私たちの「Girlture」の目標は、「働き方の多様性を認め合う社会を創る」です。お金や昇進だけが幸せではなく、一人ひとりに合った働き方=「オンリーワンな働き方」が大切だと考えました。そこで注目したのが、自分の価値観に合った職業を見つけることができる「キャリアアンカーテスト」です。高校生にこのテストを広め、進路選択の多様性に気づいてもらうことで、誰もが自分らしい働き方を選べる社会を目指します。
チーム「Girlture」
静岡県立三島北高等学校
メンバー:笹野 恭 、對馬 里紗、加藤 結衣 (2年生)
E テーマ 「フラワーロスの現状と対策について」
フラワーロスは、生花店での切り花販売などで大量に出ます。
そのまま捨てられることが多いです。
お弁当などは、「フードロス」対策で、「こども食堂」などへの利用が行われていますが、花は食べるものではないため、あまり深刻視されていませんが、経済損失はかなりの額に上ります。
静岡県立静岡農業高等学校
生物生産科2年
参加者名:齊藤ほの香
F テーマ 「柔道でみんなに健康を」
柔道を普及することで、地域の皆さんの健康増進を目指す。
静岡県立富士宮北高等学校 3年
遠藤海里、望月葵、佐野光汰、宮川翔
G テーマ 「静岡の海の豊かさを守り続けるためには」
持続可能な社会創りには、海の環境保全が必要である。
静岡県立富士宮北高等学校 3年
金森優斗、内藤優乃介、稲葉優斗、伊藤陸人、大崎勇輝
H テーマ 「食品ロスを無くすには」
食品ロスの現状と、食品ロスを軽減することによる持続可能な社会創りを目指す。
静岡県立富士宮北高等学校 3年
丸山煌惺、宇佐美李心、木内康介、小林祐斗
I テーマ「地方創生の取り組み」
史跡・伝統芸能を絶やさぬために高校生にできること
蓬莱橋の活用・手持ち花火・島田大祭など
静岡県立島田商業高等学校 超☆珠算部
山村葉琉、石神優奈、榑林凛奈、森美優。森下七聖
J学校法人 中野学園 オイスカ高校
SDGs プロジェクトチーム
SDGsプロジェクトチームの活動紹介
K テーマ「きのこから広がる地域の可能性」
きのこから持続可能な地域社会を考えました。
京都府立桂高等学校
植物クリエイト科 3年 谷口昊太朗、難波文士郎、佐々木快都、前川久典
植物クリエイト科 2年 石田彩菜、首藤篤志、塚本二葉、益谷都史、村田明環
L テーマ SDGs実践「マスマス元肥(げんぴ)を使って、富士宮をマスマス元気に!!」
富士宮は、日本一のニジマス養殖量を誇ります。ニジマスの残渣と朝霧牛の牛糞で、メンバーが開発したマスマス元肥という堆肥で、野菜・花・チャ等を栽培し、付加価値をつけた商品を開発し、ビジネス的視点を持った持続可能な社会創りを目指しています。
市川杏 他
静岡県立星陵高等学校 3年
アドバイザー(敬称略)
林教子(文部科学省 初等中等局教科書調査官)
福島真司(大正大学エンロールメント・マネジメント研究所 所長 地域創生学部 教授)
佐野浩洋(東洋大学 国際観光学部 教授)
小清水裕子(法政大学文学部兼任講師、日本文学風土学会常任理事)
勝又共生(有限会社勝又製茶代表取締役、GREENEST株式会社取締役、富士山製茶株式会社出資創業メンバー、一般社団法人JPII理事長)
オブザーバー(敬称略)
今橋克寿(鈴壽坊、イーハートーブ・エコミュージアム総合研究所)
富士宮高校会議所 参加メンバー
市川 杏 日本高校会議所 会頭 星陵高校 3年
望月優希 会員 富士宮東高校 2年
山口瑞稀 会員 富士宮東高校 2年
河原崎春樹 会員 星陵高校 1年
朝日優空 会員 星陵高校 1年
増田雅結 会員 富士宮東高校 1年
平井美羽 会員 富士宮東高校 1年
河原崎志乃 会員 富士宮第一中学校 3年
島田拓朗 副事務局長(9期生)
坪井琥珀 サポーター(8期生)
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