富士宮高校会議所が開発した堆肥「マスマス元肥(ゲンピ)」100袋(5kg)を富士宮市に贈呈しました。
1 目的
 富士宮高校会議所の開発したニジマス残渣と朝霧牛の糞尿のコラボにより作成した堆肥「マスマス元肥(ゲンピ)」を富士宮市に贈呈(5Kg100袋)する。「マスマス元肥(ゲンピ)による」SDGs持続可能な開発目標達成及び普及の重要性を市長へ説明しSDGs元年の富士宮市の活動をサポートする。
2 日時
  令和元年918日(水) 1630分~17
3 場所
  富士宮市役所
4 参加者
  富士宮高校会議所メンバー(10名程度)、富士バイオッテク株式会社 松原通雄 社長
5 次第
(1)はじめに (富士宮高校会議所 伊東竜輝会頭 挨拶)
(2)「マスマス元肥(ゲンピ)」の開発及びSDGs開発目標について発表(プロジェクター利用)(富士宮高校
会議所)
(3)「マスマス元肥(ゲンピ)」の贈呈
(4)「マスマス元肥(ゲンピ)」を実践的に活用 小笠原和哉 会員(富岳館高校3年)
(5)富士バイオテック株式会社 松原通雄 社長挨拶
(6)市長の言葉及び交流会(会議所メンバーと)
(7)記念写真
(8)おわりに(富士宮高校会議所 興津茉莉花副会頭)
* 富士宮市は、ニジマス生産量は日本一である。富士宮高校会議所では、日本一の生産量であるニジマスの地元への普及がもっと増えないか、商品開発等【ニジマスのふりかけ、お茶漬け、箱ずし(ニジマス入り)、マスマヨバーガー、マスコロバーガー、マスコロ富士山、香味燻製ニジマス等】を行っている。
 ニジマスの残渣処理について調べたところ沼津へ産廃処理に輸送していることがわかった。(平成30204トン廃棄、廃棄処理代324000円)このニジマスの残渣を地元で有効活用できれば、SDGs持続可能な開発目標(12 つくる責任つかう責任:持続可能な消費と生産のパターンを確保する。12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再生利用により、廃棄物発生を大幅に削減する。)の達成に役立つと考えた。
富士宮高校会議所では、ニジマス残渣の堆肥化に、3年前より取組んできたが、このたび、富士バイオテック株式会社の協力により、ニジマス残渣と朝霧牛の糞尿のコラボ堆肥「マスマス元肥(ゲンピ)」の作成に成功した。
農林水産省によると川魚による堆肥登録は、日本で初めてのことであるそうだ。
さらに、この堆肥からの作物生産及び作物からの商品開発等により6次産業的にビジネス的にも広がりを持つのではないかと考えている。「マスマス元肥(ゲンピ)」の成分は、通常の堆肥よりリン、カリウム(リン8.4倍、カリ6.4倍)が多いのが特徴である。今回贈呈した「マスマス元肥(ゲンピ)」を富士宮市の幼小中学校等の教育機関等及び各公共施設等の花壇、畑等に有効活用して頂ければ幸いである。そして、富士宮市で、SDGs持続可能な開発目標達成に向けての関心がさらに高まれば幸いである。マスマス元肥100袋は、西町レトロ館に保管しますので、必要な関係施設等は、直接連絡ください。(090-5008-5439 富士宮高校会議所 事務局長 時田定則)
マスマス元肥(ゲンピ)を使って富士宮市民はマスマス元気(ゲンキ)になろう。
市長もSDGs持続可能な社会を実践する「マスマス元肥(ゲンピ)」に大変興味を持ったようです。
富士宮市役所との今後のコラボが、楽しみです。